電車とバスを乗り継いで黒部ダムで放水を見に行ってきました。
黒部ダム、有名なのでご存知の方は多いかと思います。富山県の立山にある、高さが186mもある日本一のダムです。以前より一度直接見てみたいと思っていました。
自家用車で行くこともできるのですが今回は電車とバスで行きました。
まず最寄りのJRの駅となるJR信濃大町駅まで電車で行ました。
JR信濃大町駅の改札を出ると大きな案内表示がしてあります。案内に従い駅舎を出て左側に向かうとバスの切符売り場があります。
バスの切符売場です。ここで信濃大町駅から扇沢駅までの切符を買います。往復きっぷは2,500円でした。往復きっぷだと多少割引になります。バスのりばはこの目の前です。
バス乗り場側から見たJR信濃大町駅舎
バスの中はとてもきれいでした。
40分ほどバスに乗車すると扇沢駅に到着します。この建物の上の階から黒部ダム行きのトロリーバスが出ています。
トロリーバスの切符はバスを降りたすぐ目の前で売られています。往復で2,570円でした。
トロリーバスの改札を抜けてトロリーバス乗り場に向かいます。こちらがトロリーバスです。電気をもらいながら走るバスなので、電車のように架線があります。日本でトロリーバスがあるのは現在はここだけとの紹介がありました。
この先ダムまでのトンネルを進み15分くらいで黒部ダムに到着です。この時点ではまだダムは見えません。
バスを降りて少し進んでいくと案内表示がありました。左側に行くと黒部ダムレストハウス、右側に行くと展望台です。迷わず展望台に向かいます。
いきなり階段が立ちはだかります。展望台まではこの220段の階段を登らなければなりません。なので意外と展望台に向かわない方も多くいました。
階段の途中の踊り場に湧き水があります。
美味しいと書いてはありますが、自分は飲みませんでした。
220段まで後もう少しです。
展望台からの黒部ダム
放水部分をズームしてみます。なにやら丸い穴?から出ているようです。壁面には通路や階段があります。この壁面からみる放水はものすごいだろうと思います。一般人は入れないでしょうね。
展望台の奥の方に外階段があり、下の方に降りていけます。外階段をどんどん下ります。高いところが苦手な方は辛いかも。
途中にコンクリートバケットの展示がありました。
このバケットでコンクリートバケットを運んだということです。
放水観覧ステージが見えてきました。
放水観覧ステージからの黒部ダムです。やっぱりデカイ!
更に降りて新展望広場に向かいます。それにしても外階段は一体何段あるのでしょう。
新展望広場からの黒部ダムです。放水部分の高さにかなり近づきました。
放水観覧ステージの奥に黒部ダムの説明のパネル展示があります。何枚ものパネルで細かくわかりやすく説明されていました。
この後、黒部ダムの上面の道路に向かいました。ダムの中心には表示があります。
黒部ダム中心から真下をみてみました。壁面が下に行くほど手前に来てしまうのと、手すりが結構外にせり出しているので放水部分はあまり良く見えませんでした。
せっかくなので奥側まで行ってみます。アルペンルートのケーブルカー乗り場があるようです。
アルペンルートのケーブルカー乗り場です。今回は乗りません。この先幾つかの乗り物を乗り継いでいくと立山を抜けて富山市側に抜けることができます。
今日通ってきた展望台、外階段、放水観覧ステージ、新展望広場はこんな位置関係になっています。
トロリーバスに乗って黒部ダムを後にしました。
黒部ダム、テレビやネットでは何度も目にしていましたが、やはり直接見るとそのスケールの巨大さに圧倒されます。
太陽が出ていなかったので放水と虹のコラボは見ることができなかったのはちょっと残念でした。
このダムの地下150mのところに発電、変電設備があるとのことです。こちらも見学してみたいと思うのは私だけでしょうか。
今度来るときは雪の壁が見える時期にアルペンルートを通って富山市側に抜けてみたいです。